
発行日:2025年3月25日初版第1刷
発行者:明石書店
四六変形判 192ページ 並製
注目の詩人と教育者による、アウトサイダーのための勉強論
「勉強するのに仲間はいらない。むしろ、ひとりでいるために勉強が必要なのだ」。群れず、つるまず、あなた自身でいるための学び方とは。その試みは、他者を理解し、世界をゆがみなく捉える第一歩となる。一斉授業に困難を抱える中高生から、学び直しを求める大人まで。
《目次》
はじめに なぜ勉強の方法を知る必要があるのか?
【理論編】
01 学ぶとは何か?──目的と手段、そして対話
02 読む──すべての勉強はここからはじまる
03 理解する──少しはみ出すくらいがいい
04 覚える──ぶらぶら散歩するのがいい
05 言語化する──つまり、軽々と間違えること
06 考える──制約と跳躍
【実践編】
07 英語
◇コラム 勉強する理由は「楽しいから」か?
08 数学
◇コラム テストとは何か? なぜ試験勉強は勉強ではないのか?
09 国語
◇コラム 勉強仲間は必要か?
10 社会
◇コラム くじけるとは何か? 正しいくじけ方について
11 理科
◇コラム なぜ学習法が大切なのか? 努力に逃げないことを頑張る
おわりに
参考文献/教材リスト
《著者プロフィール》
向坂 くじら (サキサカ クジラ)
詩人。1994年、愛知県名古屋市生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。2016年、Gtクマガイユウヤとのポエトリーリーディング×エレキギターユニツト「Anti-Trench」を結成、ライブを中心に活動をおこなう。主な著書に詩集『とても小さな理解のための』、エッセイ『夫婦間における愛の適温』『犬ではないと言われた犬』(百万年書房)、『ことぱの観察』(NHK出版)など。2024年、初小説『いなくなくならなくならないで』が第171回芥川龍之介賞候補となる。執筆活動に加え、小学生から高校生までを対象とした私塾「国語教室ことぱ舎」の運営をおこなう。
柳原 浩紀 (ヤナギハラ ヒロキ)
1976年東京生まれ。東京大学法学部第3類卒業。「一人ひとりの力を伸ばすためには、自学自習スタイルの洗練こそが最善の方法」と確信し、一人ひとりにカリキュラムを組んで自学自習する「反転授業」形式の嚮心塾(きょうしんじゅく)を2005年に東京・西荻窪に開く。勉強の内容だけでなく、子どもたち自身がその方法論をも考える力を鍛えることを目指して、小中高生を指導する。
《ご登録メールアドレスについてのお願い》
docomo・au・softbank等、キャリアメールのアドレスに当店からのメールが届かない/スパム認定され迷惑メールフォルダに自動振り分けされる、ということが何度も発生しております。
お手数をおかけしますが、なるべくキャリアメール以外のアドレスをご登録くださいますようお願いいたします。
《領収書について》
領収書をご希望の方はご注文時、備考欄にその旨ご入力ください。
特にご記載のない場合は、納品書のみ同封してお送りしております。
《送料について》
送料は250円(ポスト便)、600円(レターパックプラス)、宅配便(地域により料金が異なります)の3種類を設定しています。
複数冊ご購入の場合は、高い方の送料を一律で頂戴いたします。
15,000円以上のお買い上げで送料無料となります。
例)送料250円の本を複数冊ご購入の場合は送料一律250円、
送料250円の本と送料600円の本を2冊ご購入の場合は送料600円となります。
《梱包について》
環境保護の観点から、リサイクルの梱包材を使用した簡易包装でお届けします。
万一、配送途中での水濡れ・破損などがありましたらご連絡くださいませ。
《在庫について》
オンラインストアと店頭の在庫を一括して管理しております。
そのため、ご注文のタイミングと前後して店頭で売り切れとなった場合、キャンセルあるいは追加納品まで発送をお待たせすることがございます。
何卒ご了承ください。