
発行日:2024年12月25日初版第1刷
発行者:西日本出版社
A5判 280ページ 並製
映像で伝える、「直下型地震のリアル」。
スマホでQRコードをかざしてみることができる映像407を掲載。
2025年1月17日、阪神淡路大震災が起こって30年が経ちます。
もう地元神戸でも実際に体験した人は半分もいなくなりました。
地元版元として、地震災害の事を考えるために、本書を発行します。
2020年、朝日放送に残る取材映像の中から357を、スマホをQRコードにかざすことで見ることができる「スマホで見る阪神淡路大震災」を発行しました。
1995年1月17日5時54分、三連休明けの朝、地震記録を取り始めてから日本で最初に起こった震度7の地震。
そこには、発生の瞬間から、その後の復興プロセスまでの映像が映っています。
増補版の本書では、前著に加え、朝日放送に届いた、当時珍しかったホームビデオで撮った映像と、その撮影者に取材した情報を巻頭特集として掲載しました。新たに加わった映像は、現場にいた人しか体験できないリアルなものであるとともに、まだ、メディアが現場に入れなかった数日間の様子が映っています。
30年前、困難な状況だったにもかかわらず、多くの被災者が真摯に答えた言葉の数々。「こんな映像を撮っていいのか」と自問しながら撮影された映像。
そこには、災害映像がつむぐ未来への教訓が映っています。
(版元より)
【目次】
阪神・淡路エリアとその周辺
まえがき
特集への思い
巻頭特集 視聴者からの提供映像
本書の読み方
第1章 大地震発生 1月17日
第2章 混乱の中で 1月18~20日
第3章 懸命に生きた 1月21~31日
第4章 暮らしを取り戻す 2月
第5章 再生への動き 3月~
映像に関するお問い合わせ
おわりに
参考文献
《著者プロフィール》
木戸 崇之 (キド タカユキ)
1972年京都市生まれ。
1995年に朝日放送に入社後、報道記者としてさまざまな災害現場を取材する。2014年から1年半「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」に研修派遣。同時期に関西大学大学院社会安全研究科でも災害情報の伝達に関する研究を行う。その成果となる「災害情報のエリア限定強制表示」を2017年、国内の放送局で初めて導入。2019年の「電波の日」近畿総合通信局長表彰を受けた。
現在(株)エー・ビー・シー・リブラ ビジネス開発部長。映像アーカイブの管理・利活用を軸とした新しいビジネスの開発を手掛けるとともに、近畿大学法学部でマスメディアの基本構造について教鞭をとる。
吉水 彩 (ヨシミズ アヤ)
1998年福岡県生まれ。
関西学院大学を卒業後、2021年に(株)エー・ビー・シー・リブラに入社。アーキビストとして朝日放送テレビの報道素材の管理に従事する。
一方で過去のアーカイブ映像を活用し、視聴者に新たな価値を提供するコンテンツ制作に携わる。膨大な映像素材を未来へつなぐため、日々アーカイブに取り組んでいる。
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