
発行日:2025年2月21日初版第1刷発行
発行者:katsura books
文庫サイズ 上製本 424ページ オールカラー
戦後女流詩人の草分け的存在である石垣りん。
生誕100年を経て没後20年を迎える現在も、石垣りんの詩やエッセイは人々の心のひだに触れてくる。
本書は、南伊豆町町立図書館「石垣りん文学記念室」に所蔵される、1957年の富士重工業製の手帳、1957年から1998年の間使用された日本興業銀行製などの手帳ページの複写を、抜粋して掲載。
小さな手帳に鉛筆書きで几帳面にしたためられた、りん直筆の日常の記録から、「社会詩」「生活詩」と謳われた詩作が生まれた背景を探るものである。
《目次より》
1974年1月1日(火)
晴天、10時起きる、年賀状252通
1975年2月20日(木)本店人事部へゆく 10時定年退職の辞令
1976年11月14日(日)
シブヤで谷川さんにあって西武で洋服みてもらってかう
19772月21日(月)
誕生日、57才 岐阜県徳山村へ行く
1980年9月5日(金)
花神社大久保さんに会う 略歴500増刷の由
1988年11月28日(月)
1時青山葬場へ、草野心平さんを送る集り
「未来を祭れ」に出席
1991年5月19日(日)
午後シブヤへ出て茨木のり子さん夫君
17回忌で西村からメロン送る
1992年11月6日(金)
6スギ神楽坂・出版クラブへ行く、
「北村太郎・お別れの会」に出席
1995年1月17日(火)
午前5時46分、阪神大震災、
偶然6時少し前に目をさまし、ニューズで知る
石垣りんの愛用品
自作年賀状
自作消しゴム印
東京-石川台 定期券 1974
名刺
《著者プロフィール》
石垣りん (イシガキリン)
戦後女流詩人の代表的存在。東京府東京市赤坂区生まれ。14歳で日本興業銀行に事務見習いとして就職。詩を次々と発表しながら定年まで勤め上げた。単行詩集に、『私の前にある鍋とお釜と燃える火と』、『表札など』、『略歴』、『やさしい言葉』。代表作に「表札」。「断層」「歴程」同人。 第19回H氏賞、第12回田村俊子賞、第4回地球賞受賞。
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