
発行日:2024年11月7日
発行者:路上園芸観察会
装丁:藤田泰実
B6版 94ページ フルカラー
路上園芸鑑賞家・ライターの村田あやこと作家・エッセイストの宮田珠己が”見た目が妖怪っぽくなってしまった街角の植物を集めたZINE”が届きました。
壁抜け宇宙人、エレクトーン妖怪、森の長老、スピーカー妖怪、月極かじり虫、出目獅子舞、花ナメクジ、千樹観音、ダイオウイカなどなど、ユーモア溢れるネーミングの<妖怪=植物>がこれでもかと掲載されています。
見慣れた町の風景に楽しく愉快な視点が加わる一冊です。
《著者プロフィール》
村田あやこ Ayako Murata
路上園芸学会・会長。
路上園芸観賞家/ライター。街中の軒先や隙間で威勢よくはみ出す、誰かの園芸や植物を愛でる。自身は植物をすぐに枯らしてしまう。路上ではあんなに元気なサボテンからアロエまで、枯らした植物は数しれず。デザイナーの藤田泰実とともに路上観察ユニット「SABOTENS」としても活動し、組み合わせると路上園芸の風景が作れる「家ンゲイはんこ」を制作。著書に『たのしい路上園芸観察』(グラフィック社)、『はみだす緑 黄昏の路上園芸』(雷鳥社)。寄稿書籍に『街角図鑑』『街角図鑑 街と境界編』(ともに三土たつお編著/実業之日本社)、『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』(学芸出版社)。「散歩の達人」などで連載中。「ボタニカルを愛でたい」(フジテレビ)に出演中。
宮田珠己(みやたたまき)
路上園芸学会「植物のふりした妖怪」支部長。
作家・エッセイスト。植物に関する造詣はまったく深くないが、昔から珍奇植物、食虫植物、多肉植物に関心があり、植物園の温室と、ベトナムの盆栽、日本庭園、中でも苔の庭を好む。かつてはジャングル風呂に憧れ奥道後温泉まで出かけていったほどだが、最近はジャングルぶろもめっきり見られなくなって落胆している。
著書には『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社)、『ふしぎ盆栽ホンノンボ』(講談社文庫)、『ときどき意味もなくずんずん歩く』(幻冬舎文庫)などのほか、苔好きの主人公が中世アジアを旅する小説『アーサー・マンデヴィルの不合理な冒険』がある。いまだにパイナップルの実の付き方には納得がいっていない。
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