
発行日:2024年11月22日第1刷
発行者:葉々社
四六変形判 縦170mm 横118mm 216ページ
韓国・ソウルで独立系書店「私的な書店」を運営している店主チョン・ジへの初エッセイ。
読者から編集者へ、編集者から書店員へ、書店員から図書館スタッフへ。
場所と役割を変えながらもずっと本に携わる仕事をしてきた彼女がたどりついた先は、
本屋でお客さんに本を処方する「たったひとりのための本屋」だった。
好きな仕事を自分らしく、楽しんで、持続可能な方法で続けていくために悩んでいる
すべての人に贈る彼女からのメッセージ。
本屋運営の喜びと葛藤のなかに小さなヒントが隠されている。
《目次》
日本の読者のみなさまへ
はじめに 本は人生に可能性を植える「種」
真心不変の法則
初の書店授業
たまたま、書店員
勇気を出す瞬間
私の人生では私の選択だけが正解です
仕事の条件と環境
限界から解放される自由
疑念から確信へ
足して、引いて、作りあげる本屋
完璧な選択
欠如の別名
「私的な書店」は本屋ですか? 相談室ですか?
楽しむために本を読もう
九カ月間の全力疾走
それでも
必要不可欠な諦め
仕事の価値
あなたの本屋に投票してください
好きなものを好きだと言える勇気
挑戦ではなく試み
オープンしてみてどうですか?
おわりに
少しだけ自由に、少しだけ力を込めて
私的な年表
《著者プロフィール》
チョン・ジヘ
「私的な書店」店主。
幼いころから本が好きで、いつもそばには本があった。将来、何になるかわからなくても、本にかかわる仕事をするであろうことだけは確していた。読者から編集者へ、編集者から書店員へと本と人生をともにしながら、自分らしく楽しみながら持続可能な方法を探す。
2016年10月、たったひとりのための「私的な書店」をオープンし、本屋店主となった。心から好きなことは他のひとにも伝わるという信念を持ち、どんな形であっても好きという気持ちを失わず、本屋の中と外の世界を行き来しながら、ひとと本の出会いを作るための仕事をし続けたいと思っている。
《訳者プロフィール》
原田里美(はらだ・さとみ)
アートディレクター、グラフィックデザイナー。2016年、ソウル大学校言語教育院に語学留学し、ソウル市内の本屋を30軒ほど巡る。現在も韓国の本屋、出版物のリサーチと韓国文学について学び続け、SNSで日韓の本や本屋を紹介している。不定期に読書会と詩の朗読会を開催。韓国のクリエイターのリトルプレスを翻訳刊行して文学フリマで販売している。共訳書に『日刊イ・スラ私たちのあいだの話』(イ・スラ著/朝日出版社)がある。
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