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ぼくがエイリアンだったころ/トンマーゾ・ピンチョ 著、二宮大輔 訳

1,980円

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発行日:2024年9月8日 発行者:ことばのたび社 装丁:有園菜希子  文庫版 350ページ 「エイリアンの子供が他にも山ほどいると思っていた。間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがあちこちに」 灰色の空をしたアメリカ西海岸の街アバディーン。 周りの大人たちへの不信感から、9歳の時に眠ることをやめた青年ホーマー・B・エイリアンソンは、ある夜、橋のたもとでカートと名乗るミュージシャンに出会い、ドラッグに溺れてゆく。 身を削りながら自らの音楽表現を追求するカートと、別世界の恋人を求めて旅に出るホーマー。 間違って地球に飛ばされてきた別世界の子供たちがたどりつく先とは―― イタリアのポストモダン文学の奇才トンマーゾ・ピンチョの代表作。 《著者プロフィール》 トンマーゾ・ピンチョ(Tommaso Pincio) 1963年ローマ生まれ。ローマ美術大学卒業後、漫画家としてデビュー。80年代後半から90年第前半にかけてはニューヨークで画家に弟子入りしていた経験を持つ。1996年に作家としてデビューし、2002年に『ぼくがエイリアンだったころ Un amore dell’altro mondo(原題直訳:別世界の恋人)』で注目を集める。その後も中国人に占拠された近未来のローマを描いた『チナチッタ Cinacittà』など、問題作で話題を呼ぶ。大手紙でアメリカ文学についてのコラムを寄稿するほか、フィリップ・K・ディックやジョージ・オーウェルなど、著名なアメリカ人作家のイタリア語訳も手掛ける。トンマーゾ・ピンチョという筆名は、ポストモダン文学の旗手トマス・ピンチョンをイタリア語風にしたもの。文学だけでなく、アメリカのサブカルチャーに精通しており、それを独自の視点でイタリア語に落とし込むのが彼の文体の特徴となっている。 《訳者プロフィール》 二宮 大輔(にのみや・だいすけ) 1981年、愛媛県生まれ。2012年にローマ第三大学文学部現代言語と文学科を卒業。卒業論文のテーマは『レオナルド・シャーシャとモーロ事件』。帰国後は京都で観光ガイドをする傍ら翻訳に従事。2016年、青年座劇場で上演されたエドゥアルド・デ・フィリッポの戯曲『フィルメーナ・マルトゥラーノ』の邦訳を担当。訳書に、ガブリエッラ・ポーリ+ジョルジョ・カルカーニョ『プリーモ・レーヴィ――失われた声の残響』(水声社、2018)、トンマーゾ・ピンチョ「紙とヘビ」『翻訳文学紀行Ⅲ』(ことばのたび社、2021年)クラウディオ・マグリス『ミクロコスミ』(共和国、2022)などがある。 《ご登録メールアドレスについてのお願い》 docomo・au・softbank等、キャリアメールのアドレスに当店からのメールが届かない/スパム認定され迷惑メールフォルダに自動振り分けされる、ということが何度も発生しております。 お手数をおかけしますが、なるべくキャリアメール以外のアドレスをご登録くださいますようお願いいたします。   《領収書について》 領収書をご希望の方はご注文時、備考欄にその旨ご入力ください。 特にご記載のない場合は、納品書のみ同封してお送りしております。 《送料について》 送料は250円(ポスト便)、520円(レターパックプラス)、宅配便(地域により料金が異なります)の3種類を設定しています。 複数冊ご購入の場合は、高い方の送料を一律で頂戴いたします。 15,000円以上のお買い上げで送料無料となります。 例)送料250円の本を複数冊ご購入の場合は送料一律250円、   送料250円の本と送料520円の本を2冊ご購入の場合は送料520円となります。 《梱包について》 環境保護の観点から、リサイクルの梱包材を使用した簡易包装でお届けします。 万一、配送途中での水濡れ・破損などがありましたらご連絡くださいませ。 《在庫について》 オンラインストアと店頭の在庫を一括して管理しております。 そのため、ご注文のタイミングと前後して店頭で売り切れとなった場合、キャンセルあるいは追加納品まで発送をお待たせすることがございます。 何卒ご了承ください。

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