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スペクタクルの社会/ギー・ドゥボール 著、木下誠 訳

1,320円

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発行日:2003年1月8日 発行者:筑摩書房 文庫判 288ページ 状況主義――「五月革命」の起爆剤のひとつとなった芸術=思想運動――の理論的支柱で、最も急進的かつトータルな現代消費社会批判の書。 「フィルムはない。映画は死んだ」と言ってのけるドゥボールにかかっては、あのゴダールさえ小市民的に見えてしまう。芸術に限らず、思想も政治も経済も、「専門家」に任せきりで、鷹揚にお手並拝見と構えているうちに、いやおうなく「観客」であるしかないどころか、大仕掛けな茶番劇のエキストラに動員されてしまいかねない。こんな世界のありようと疎外感の大元を、本書は徹底的に腑分けしてくれる。ほんとうに「何一つ欠けるところのない本」だ。マルクスの転用から始まるこの本は今日、依然として一個のスキャンダル、飽くなき異義申立てと「状況の構築」のための道具であり、武器であることをやめていない。 《目次》 1 完成した分離 2 スペクタクルとしての商品 3 外観における統一性と分割 4 主体と表象としてのプロレタリアート 5 時間と歴史 6 スペクタクルの時間 7 領土の整備 8 文化における否定と消費 9 物質化されたイデオロギー 《著者プロフィール》 ギー・ドゥボール (Guy Debord) 1931-94年。フランスの映画作家・革命思想家。57年、シチュアシオニスト・インタナショナル(SI)を結成、67年の本書の刊行により68年「五月革命」の先駆者と目される。72年のSI解散後は、イタリア・スペインの革命運動と関わりつつ映画製作・著作活動を行うが、病を得て自殺。 《訳者プロフィール》 木下誠(きのした・まこと) 1956年鳥取県生れ。兵庫県立大学教授。フランス文学。翻訳:ドゥボール『スペクタクルの社会についての注解』、同『映画に反対して』、セガ レン『<エグゾティスム>に関する私論/羈旅』など。 《ご登録メールアドレスについてのお願い》 docomo・au・softbank等、キャリアメールのアドレスに当店からのメールが届かない/スパム認定され迷惑メールフォルダに自動振り分けされる、ということが何度も発生しております。 お手数をおかけしますが、なるべくキャリアメール以外のアドレスをご登録くださいますようお願いいたします。   《領収書について》 領収書をご希望の方はご注文時、備考欄にその旨ご入力ください。 特にご記載のない場合は、納品書のみ同封してお送りしております。 《送料について》 送料は250円(ポスト便)、520円(レターパックプラス)、宅配便(地域により料金が異なります)の3種類を設定しています。 複数冊ご購入の場合は、高い方の送料を一律で頂戴いたします。 15,000円以上のお買い上げで送料無料となります。 例)送料250円の本を複数冊ご購入の場合は送料一律250円、   送料250円の本と送料520円の本を2冊ご購入の場合は送料520円となります。 《梱包について》 環境保護の観点から、リサイクルの梱包材を使用した簡易包装でお届けします。 万一、配送途中での水濡れ・破損などがありましたらご連絡くださいませ。 《在庫について》 オンラインストアと店頭の在庫を一括して管理しております。 そのため、ご注文のタイミングと前後して店頭で売り切れとなった場合、キャンセルあるいは追加納品まで発送をお待たせすることがございます。 何卒ご了承ください。

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