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闘争のインターセクショナリティ 森崎和江と戦後思想史/大畑凜

3,080円

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発行日:2024年4月30日 発行者:青土社 四六判 352ページ ソフトカバー  出逢い、聞き、書き記す 森崎和江の仕事をまなざすと、その思想にインターセクショナリティの萌芽を見出すことができる。フェミニズムやポストコロニアル思想などの系譜を繙くことで浮かび上がるものは何か。戦後思想史を更新する、俊英による画期の書。 《目次》 はしがき 第一章 翻訳としての聞き書き――『まっくら』というはじまりについて はじめに 一 『サークル村』と女たち 二 母たち、娘たち 三 翻訳と呼びかけ おわりに 第二章 非所有を所有する、あるいは女たちの新しい家 はじめに 一 一九六〇年前後の筑豊と森崎和江 二 非所有の所有 三 隣家の「美学」と新しい家 おわりに 第三章 流民を書く、土地とともに書く――労働力流動化と〈運動以後〉の時代に はじめに 一 労働力流動化の時代に 二 筑豊と流民 三 運動以後、運動以前 おわりに 第四章 抵抗の地図――沖縄闘争と筑豊 はじめに 一 「おきなわを考える会」の沖縄闘争 二 森崎和江の沖縄論 三 節合(アーティキュレーション)、呼びかけ、抵抗の地図 おわりに 第五章 「ふるさと」の「幻想」――流民としての「からゆきさん」をめぐって はじめに 一 交差点、結節点、終着点 二 「アジア体験」の意味 三 「故郷」と「ふるさと」のあいだ――「力」としての「幻想」 おわりに 第六章 方法としての人質――あるいは「自由」をめぐって はじめに 一 近代的個人とその隘路 二 「関係の思想」もしくは人質 三 人質の自由 おわりに 終 章 森崎和江を書き継ぐ はじめに 一 〈集団〉としての森崎和江 二 それぞれの継承について――藤本和子、山岡強一、近田洋一 三 言葉を差し戻す あとがき 索引 《大畑凜》 1993年生まれ。専攻は社会思想、戦後思想。大阪府立大学大学院単位取得退学。博士(人間科学)。現在、日本学術振興会特別研究員PD、大阪大学特任研究員。共著に『軍事的暴力を問う』(青弓社)、共訳に、デイヴィッド・ライアン『ジーザス・イン・ディズニーランド』(新教出版社)がある。 《ご登録メールアドレスについてのお願い》 docomo・au・softbank等、キャリアメールのアドレスに当店からのメールが届かない/スパム認定され迷惑メールフォルダに自動振り分けされる、ということが何度も発生しております。 お手数をおかけしますが、なるべくキャリアメール以外のアドレスをご登録くださいますようお願いいたします。   《領収書について》 領収書をご希望の方はご注文時、備考欄にその旨ご入力ください。 特にご記載のない場合は、納品書のみ同封してお送りしております。 《送料について》 送料は250円(ポスト便)、520円(レターパックプラス)、宅配便(地域により料金が異なります)の3種類を設定しています。 複数冊ご購入の場合は、高い方の送料を一律で頂戴いたします。 15,000円以上のお買い上げで送料無料となります。 例)送料250円の本を複数冊ご購入の場合は送料一律250円、   送料250円の本と送料520円の本を2冊ご購入の場合は送料520円となります。 《梱包について》 環境保護の観点から、リサイクルの梱包材を使用した簡易包装でお届けします。 万一、配送途中での水濡れ・破損などがありましたらご連絡くださいませ。 《在庫について》 オンラインストアと店頭の在庫を一括して管理しております。 そのため、ご注文のタイミングと前後して店頭で売り切れとなった場合、キャンセルあるいは追加納品まで発送をお待たせすることがございます。 何卒ご了承ください。

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